ゲーム日記
<2004年12月〜2005年2月>         

2005年2月26日<6から始まり9で終わる>2005.3.19
 会社の仲間たちを自宅にご招待しての、食事とビールとゲームの会を実施。
 全員ドイツゲーム初体験という中で、最初は定番「6ニムト」を7人プレイ。
 2ゲーム目あたりで「このゲームのコツがわかったよーな気がする」とか言ってる人がいます。0点で抑えられると、そんな風に思っちゃうんですよね。よくある風景です。
 次のゲームでいきなり取り消してました。これもありがち。

 続いて「ゴキブリポーカー」。私は説明役に回ってゲスト6人で。
 盛り上がりましたよ、これは。ごく自然発生的に「いじられ役」が決定。集中攻撃で沈没していましたが、結局その人が一番楽しんでました。確かに、カードが回ってこないと面白くないですもんね、このゲームは。

 何人かが子供たちを相手に遊んでくれている間に、「ルミ」「コヨーテ」をやってみました。
 「コヨーテ」は受けが良かったです。メリハリの利いたカード配分になって、面白さが良くわかる展開だったのも幸いしたと思います。自分の頭の上のカードが特殊なものだと、他の人のコールが「えっ、えっ、何でその数字なのっ。」ってなるところが盛り上がりどころですからね。

 最後は「クラウド9」。これも好評でした。このゲームは初心者向けとしては「ハズさない度」かなり高いです。 


2005年2月某日<デュエル・マスターズ −3・・・起死回生>2005.3.12
 デュエル体験シリーズ第三弾です。
 まーくんとの対戦を糧に少し買い足したカードも使いデッキ修正を行います。そして向かえたリベンジマッチ。まーくんのデッキは自信の「ドラゴンデッキ」。アーマードドラゴンを中心に、全体の3分の1近くをドラゴン系クリーチャーが占め、これをサポートするファイアーバード類を多数織り交ぜた構成。
  コッコ・ルピアはドラゴンの召喚コストを2下げる効果、
  トット・ピピッチはバトルゾーンのドラゴンを全てスピードアタッカー(召喚酔いしないクリーチャー)にする効果、
  ピッピ・クッピはアーマード・ドラゴンのパワーを+1000する効果、
  ポッポ・チャッピーはアーマード・ドラゴンのセイバー(身代わり)、
  これらが全て複数枚数入っており、なかなか良く出来たコンボデッキです。

 戦いは、序盤からコッコ・ルピアの召喚に成功したまーくんが、次々にドラゴンを低コストで召喚。こちらはブロッカーを犠牲にしてなんとかシールド防衛に努めますが、Wブレーカーの強力なクリーチャーも登場し、これを除去しようとしてもポッポ・チャッピーでセイブという厳しい展開。ターンを重ねるうちに当方のシールド0枚、まーくんのシールドは4枚、当方のクリーチャーは2体(うち一体がWブレーカー)、相手のバトルゾーンにはクリーチャーが4体、タップされている相手クリーチャーのうち攻撃で破壊できるパワーのものはスピードアタッカーである1体のみ。相手には手札が無く、マナ数でこちらが上回っているという2つの点以外に何もアドバンテージが無い絶体絶命の状況で私のターン。

 ところが、先ほどの相手の攻撃でシールドから帰ってきたカードの中にテレーポーテーション(2体のクリーチャーを持ち主の手札に戻す)があります。さらにこのターンで引いた1枚がスパイラルゲート(同様に1体を手札に戻す)だ。

 相手の3体をこの両カードで手札に戻し、こちらのクリーチャーのうち一体で相手の残ったクリーチャーを破壊。Wブレーカーで相手のシールドを2枚アタックです。

 これで、今相手の手札に入ったシールドからの2枚にスピードアタッカーもクリーチャー除去のシールドトリガーも入っていなければ、逆転の可能性ありです。

 まーくんのターン。。シールドの2枚にも山札から引いた1枚にも良いカードは無かった模様。仕方なくクリーチャーを一体召喚して相手ターンが終了しました。

 次のターン、再びWブレーカーで、残った2枚のシールドを攻撃。この2枚の中にシールドトリガーはいたものの、単なる無効果クリーチャー。私のもう一体でとどめの一撃が決まって勝負あり。

 これは起死回生の大逆転と呼べるでしょう。
 こういうのを経験すると、はまっちゃうんでしょうねぇ。


2005年2月19日ゆーもあ草津2月・・・我輩は満腹である。あるいは人道?的な猫>2005.3.6
 またも久々の「ゆーもあ」は、下の子のタケちゃんと二人での参加です。
 幼稚園児では、新たなルールを次々に聞かされてもついていけないという事もあり、だいたいは経験済みのゲームを遊ぼうとします。
 今日もまず初めに彼の目に付いたのが「イヌイット」。当家では「かちゃかちゃ」と呼ばれております。初めは「どうせだから、家にあるやつはやめとこうよ・・」と言っていたのですが、中盤あたりで結局やっておりました。

 その他にも、タケちゃんお気に入りのゲームである「そっとおやすみ」、「クラウン」もプレイしています。

 それから、幼稚園にもあるという「ハリガリ」「ハリガリJr」の両方を二人で、一人二山担当という変則ルールで遊んでみました。数合わせが必要なハリガリですが、ようやく足し算が出来るようになったところだというのに、結構すばやい反応を見せます。幼稚園でも得意な方らしいという話は以前に妻から聞いてはいたのですが、なるほどであります。

 タケちゃんにとって初めてのゲームだった「ダイナマイト」。これがかなりお気に入りのようで、いきなり好きなゲームベスト3に入ったようです。爆弾爆発20秒前の状態から、出すカードの数字分だけカウントダウンしていき、0を切ったら負けというルールで、引き算がちゃんとできるか心配だったんですが、時々助けてやりながらではありましたが、問題なくこなしておりました。

 私にとっても初プレイだったのが、「この窓どの窓?」。問題札にかかれた窓枠と全く同じ大きさの窓を探せっていう事なんですが、意外と難しいですよね、これ。
 問題の方は無地の枠だけで、ボードの方はいろいろなキャラクターがデザインされているという違いによって、これほど見事に欺かれてしまうとは、やはり人間の目はあいまいなものだと再認識させられます。「印象より少しだけ小さく見えるのを選ぶと良い」という法則を発見しました。

 あと、「おばけだぞー」のビン付き拡張版。当然ダメダメ。

 で、今日一番のびっくりは「ねことねずみの大レース」。これまではたいてい猫が予想以上にすばやく、次々とねずみたちが犠牲になっていく展開なのですが、今回の猫はまったくやる気がありません。一匹もねずみを捕まえることなく終了。なんとタケちゃんは「丸ごとチーズ」を3つもゲット。ダントツの優勝!! 


2005年2月12日おてばん12・・・オリエント急行お蔵入り事件>2005.3.2
 蟹ツアーの翌日、以前は宿の近くの観光をいろいろ組み込んで計画していたものですが、もう周辺の主だったところは(いや、かなりマイナー場所も)行きつくした感があって、ここ数年は直帰パターンです。それでも、途中でゆっくり昼ごはんをたべたりしていると、帰りは夕方というのが順当なところ。
 ということで、12日の「おてばん」はたぶん欠席ですと、みなさんにお知らせしていたのですが、路面に雪の残る中を車は順調に南下し、12時半ごろには京都市内に突入。これはいけるねって事で車を9号線沿いの阪急西京極駅で下ろしてもらい、長岡京の会場へと急ぎます。
 1時を少し過ぎて会場入りすると、主催のお二人とおてばん掲示板で今回欠席という書き込みを見てくれていた何人かの方が「あれっ」って顔で出迎えてくれました。

 というわけで、結局ほぼフル参加の今回「おてばん12」でのプレイゲームは、@ゲシェンク1ゲームのみ(3/4)、A世界一周ゲーム:WELTENBUMMLER(5/6)、Bナイアガラ(負け)、Cオリエント急行殺人事件(全員ハズレ)、Dアリバ(4/6)、Eセット(5同/6)、Fゼンドーおてばんルール。

 出遅れ組み同士で、時間調整のゲシェンクの後、年季の入ってそうな見たことも無いゲーム「WELTENBUMMLER(世界一周ゲーム)を遊ばせてもらいました。
 スタート位置から世界中を周りながら得点チップを獲得し、ゴール地点に着いたらそのチップを元の場所に戻しながら、スタート地点への帰路を急ぐという内容。ゴールへの到着順位点と獲得チップポイント、帰路の到着順位ポイントの合計で争います。往路で獲得しそこなった地域のチップがあったり、帰路で4つ以上チップを返し損なうとマイナスポイントがつきます。
 小さなポイントでもサクサク獲得して早いゴールを目指すか、ゆっくり回って高得点を狙うかということなんでしょうが、やってみると圧倒的に先行型が有利ですね。特にゴールに着いたら一回休みっていうルールのため、その付近での大渋滞が発生。特殊効果のカードで他人の邪魔もできるのですが、基本的には逆転が難しい印象でした。途中からはトップに追いつくのは無理とあきらめて、下位の者同士で足の引っ張り合いが始まっちゃいました。トップは悠々逃げ切り。私は最下位回避が精一杯。

 見事なギミックがうわさどおりの「ナイアガラ」を体験して、その後は今回のメインと言って良いでしょう、「オリエント急行殺人事件」、推理ゲームです。
 ご存知オリエント急行内で起こった殺人事件。最初は犯人どころか被害者さえ誰かわかりません。全員が協力もしながら聞き込みを続けていく事で、徐々に事件の全容が明らかになってきます。
 ところが、結局列車が終着駅に到着しても犯人が特定できずじまい。ルールの解釈に一部間違いがあったため、得られた情報が少なすぎたというのが原因だったのですが、一番肝心な情報を取り逃していたとは・・・。ゲームシナリオは10種類しか無く、内容はネタバレになるので書けないのが残念ですが、なかなか良く出来ています。一見重要そうでない証言も実は真実に迫る重要なヒントになっている事もあり、ポイントの減少を恐れずにどんどんヒントをオープンにするのが正しい進行でありましょう。

 持ち主のミッシーこと三島さん曰く、前に遊んだのは8年前との事。これが二つ目のシナリオ開封。それにしても、貴重なシナリオの袋を無造作にビリビリっと破いてみせる大胆な所作。これぞ正しく「大師匠」と呼ばせていただくに相応しい御作法にございます。これからも珍しいゲームをいろいろと遊ばせてくださいませ。

 続いて、「アリバ」、「セット」と、頭脳と手、両方の瞬発力が必要なゲームで惨敗したあと、競技形式ではない「まったりゼンドー」で締めくくり、今回は終了。
 成績はいまいちでしたが、寝不足のせいだということにしておきましょう。


2005年2月11日<蟹と牡蠣と、豆じゃないよ>2005.2.23
 年に一度、会社の仲間たちと蟹を食す会を催しております。単に皆で日本海の蟹の宿に出かけて、しこたま食って飲むだけの会ですが。
 第一回は7年ほど前だったでしょうか。そのころ初めて手に入れたドイツゲーム、6ニムトを遊んだ記憶があります。その初回からのメンバーで、ここ何年かは中国への赴任で参加できていなかった「K師匠」が久々の同行。現地の上海蟹で「どえらい目」にあっているので、旨くて安心の日本の蟹を楽しみにしていたということです。

 滋賀から京都に入って9号線、426号線、482号線、312号線を経由して久美浜に向かいます。途中で但東町という場所を通りますが、たぶん482号線沿いの山の中だったと思います、写真のような看板(?)が出迎えてくれます。携帯の写真なので読みづらいと思いますが、「住めば都 たんとう町」って書いてあります。
 うーん、いいねぇ、この開き直り具合。都の字が赤いし。

 到着後、夕食まで時間があるのでちょこっとゲームを・・・。

 取り出したのは「マメじゃないよ」。湖畔のゲーム会ではFUJIが好きなゲーム。実はこれまでほぼ皆勤賞で参加してきたFUJIは今年インフルエンザでダウン。残念ながらこの場にはおりません。「100kmランナー」YB氏 「師匠」K氏、「ニムトマスター」TJ氏と私の4人で3ゲームマッチ。
 1ゲーム目、私が116点と経験の差でダントツ。2位が83点でK師匠。他の二人は20点前後で要領をつかめていない様子。これで私は完全にマークされ、2,3ゲーム目はマイナス点。このゲームはかなり露骨に狙い打ちが出来ますから、こういう気心の知れた仲間同士でないとヤバイゲームです。やられても笑える雰囲気が大事です。
 結局漁夫の利で総合はK師匠がトップ、追い上げたランナーYB氏が2位で私は3位、マスターTJ氏は最後までいいところ無くダントツのビリ。

 さて、そのあと一風呂浴びてからいよいよ夕食です。久美浜湾では牡蠣の養殖もやっているので、蟹はもちろんのこと、牡蠣も美味いです。夕食メニューは当然蟹フルコースで、その合間、かなりお腹がふくれてきた状態で焼き牡蠣が出てくるのですが、何の問題もありません。蟹ばかりで飽きかけたところで食べるので、アクセントにもなって実に美味です。食事の写真も撮ろうと思ってたんですが、食べるのに夢中で忘れてました。

 吉田秀彦似のにいちゃんの指導で作った最後の鍋をたいらげ、その後雑炊を仕込む頃には、間違いなく普段の3倍量ぐらいは胃に入ったように思うんですが、秘伝の出汁(宿のおばちゃんいわく)が効いた雑炊も、きっちり「おかわり」しちゃっております。
 ちなみに、翌朝に出る牡蠣の煮付と牡蠣ご飯も絶品です。

 食後、ニムトマスターの腕前を久々に見せてもらおうっちゅうことで6ニムトを。私、マスターTJ、「おぼっちゃま」SK氏、氷見魚ツアーに引き続いて参加のヨ○様、初参加のMT氏の5人で5ゲームマッチ。
 実はマスターも久々。最初の1ゲームは感をとり戻せず、最多の28点取り。その後「思い出した。このゲームは考える必要はなかったんよ。」と、例によって自信満々の物言いが復活。なるほど2ゲーム目は2点に抑えましたが、その後10点台を2ゲーム続けてどうも不調の御様子。結果はこれが初プレイのMT氏トップ、2位ヨ○様、3位マスター、私は最下位。マスターの発言は、「要はその時点で最もリスクの少ないカードを出すしかなく、それ以上はもう運しだい」って事だと解釈してます。考えてるつもりの私の成績がふるわないんですから、まあそういうことなんでしょうか。

 もう一つぐらいやりますかって事で、「ブクブク」を持ち出します。私自身もまともにやるのは初めてという頼りない状況ですが、ルールは単純なので全員すぐに理解してスタート。6ニムトと同メンバーです。
 浮き輪2枚の好手札あり、逆に浮き輪6枚の惨い手札あり、とメリハリある配パイ。必ず全員同じ手札を1回経験するというシステムがユニークです。先に2浮き輪の手をプレイした人は、「これで浮き輪失ったら恥ずかしいやろぉ〜」などと煽って、後に経験する人にプレッシャーを掛けたりしてます。6浮き輪、5浮き輪の手番で、いかに生き延びて点数稼げるかで差が出て、このゲームは私の勝利。ヨ○様2位、SK氏3位で、6ニムトではトップだったMT氏が最下位という結果。
 全員一致で「これはおもしろい」と。
事実上ドイツゲーム初プレイに近い人から経験者まで全員が楽しめたのですから、これは思った以上に良いゲームだと認識を新たにしました。なんで今までやってなかったんだろ。

 ということで、蟹は美味いし、ゲームもおもろい、師匠も日本の蟹に満足して中国に帰っていったし、よろしかったのではないでしょうか。

 なお、「師匠」は競馬とパチスロの師匠であります。


2005年1月某日<デュエル・マスターズ −2・・・デッキ構築は時刻表の楽しみ(意味不明)>2005.2.20
 デュエルマスターズ体験シリーズ2回目。
 買ってきたカードでとりあえず適当に組んだ「闇水デッキ」。(カード40枚で一組のデッキと呼びます。)ブロッカーを適当に入れ、コストバランスを整えたというだけで、これといった「決め札」もなく、見栄えのするコンボも無い凡庸な組み合わせ。(敢えて言えば進化クリーチャー「超幻獣ドグザバル」って奴がメインっぽいですが、実はまだ一度もバトルゾーンに出たことが無いんですな、これが。)
 でもまあ、とりあえずはこれで再戦だ。

 まずは下の子とやってみます。手順はメーカーのホームページを調べて再確認済み。
 ところが、やってみるとこの手順そのものに不慣れで、アンタップのし忘れをしょっちゅうやらかしてしまいます。アンタップとは前のターンで使用済みのカードを、今手番の前に再び使用可能な状態に戻すことを言います。従ってこれを忘れると圧倒的に不利になるのですが、子供たちは見逃してくれません。
 「あかんで!!。ドローしてしもたら、もうなおされへん!」と厳しいご宣託。
 そんな調子で、どうにか勝ったり負けたり五分の状態。下の子のデッキはさほど練られていない上、プレイそのものも未熟な面がありますから、これで対等ってことは、我がデッキのレベルはかなり低いと見るべきでしょう。とほほ・・・。
 事実、上の子との対戦で、初戦は惨敗。敗戦の経験を活かしてデッキを若干修正。

 実はTCG(トレーディング・カード・ゲーム)の楽しみは、このデッキを組み上げ、そして修正する過程にあると、この時悟りました。
 相手のカードにどんなものが入っているかも判らない。そもそもどれだけ強いカードを持っているかの違いで、はじめから対戦者が平等でないというこのゲーム。ドイツゲームの微妙なバランスに感心している身としては、このへんは容易には納得のいかないシステムではあるのです。(もっともドイツゲームの全てが完璧なバランスの下にあるとは言えませんが)
 逆に、それであればこそ、こんな組み合わせなら勝てるんじゃないか、少なくとも「あのデッキ」になら「このコンボがキマるはずだ」とか、そういう想定がほぼ無限にありうる訳です。そして、こういう想定を頭の中でやっている段階では、うまくハマった時の事が考えとして先に立つんですね。
 このへんは、競馬は予想している段階では「絶対当たる」ような気がしてくるっていう感じと似てます。もっと言うと、旅行は時刻表を見ながら計画を立ててる時が一番楽しいっていうのと近いかもしれません。(なんか違うような気がしないでもない。それに、最近はパソコンで最適旅程がすぐに検索できる時代だから、この感覚自体理解してもらえないかもしれませんね。)
 で、この修正デッキで実にドラマティックな逆転劇が生まれることになるのですが、その話はまた次回。


2005年2月6日<今宵はバトルライン>2005.2.16
 なぜか女性にうけが良いらしいロスト・シティ。たしかに妻もお気に入りの一つ。
 ロスト・シティが好きならこれも絶対気に入るはずと思っていたバトルラインを二人で遊んでみました。
 ただし、戦略カードは無しです。戦略カードを入れると説明に時間がかかっちゃいますし、えげつないカードで意地悪すると、「これ面白くない!!」とか言われそうなので。

 1ゲーム目は役の強さの順序もちゃんと理解してなかったみたいで、勝負にならず。もう一回説明して、再戦。
 今度はいい勝負です。
 「置く場所がなぁ〜い。」とかいいながら、負けを確定させるところには置かないように頑張ってます。
 なかなかやるな。でもウェッジはそう簡単には出来ないって事が判ってないな。この辺は経験の差だ・・・。
 とか思ってたら、なんと3列もウェッジを完成してます。私もなんとか粘ったものの結局やられちゃいました。
 戦略カードが無いと、「引きが強い人には絶対勝てない」度が高くなります。負けたからじゃないけど、私は戦略カードがあったほうが駆け引きの度合いが深まって面白いように感じます。「裏切り」のカードがこちらの手の内にある時の「うへへ」感はなかなかのもんでしょ。
性格悪いですか?


2005年1月某日<デュエル・マスターズ −1・・・トレカ事始め>2005.2.14
 ゲーム全般に興味はあるものの、これまでのところシュミレーションゲームとトレーディングカードゲームには手を出していませんでした。
 子供たちは「デュエル・マスターズ」というトレーディングカードゲームが結構気に入っていて、少しづつ買い貯めては友達と交換したりして、それなりに強いデッキを作っているようです。
 ゲーマーのはしくれとしては、一応どんなものかは経験しておかねばと思い、子供のデッキを一つ借りて、まずは下の子と対戦してみます。だいたいのゲームの流れは子供同士でやっているのを隣で見ていて判っているので、細かいところは教えてもらいながらやればできるでしょう・・・。

 「まず、シールドを5枚置いて、手札にも5枚持つと・・・。」
 「じゃんけんほい」、よし先手だ、まず一枚引いてと・・・
 「あかんで!。先攻は最初のターンはドローできへんねん」
 「あっ、そうなの・・・」
 てなかんじですから、初戦は惨敗、渡してくれたデッキは当然彼の持っている中で一番弱いものですから、不利は間違いないのですが、まあそれ以前の問題です。
 上の子にルール詳細をきちっと確認して再度対戦。
 ・・・、やっぱり負けた。なんか悔しい。
 ゲーマー魂にメラメラと火が着いてきます。大人気ないのは承知の上、ですがこのまま引き下がれんというものです。
 「よっしゃ。今度はお父さんも自分のデッキを作ってくるからな、それからまたやろか。」
 「ええでぇ」

 というわけで、次の休みの日に早速近所のおもちゃ屋さんへ出向き、いわゆる「大人買い」ってやつですな。子供たちは私の買ったものの中からいいカードがあったら交換しもらおうと、手薬煉引いて待っております。
 攻撃一辺倒の火文明のカードはなんとなく気に入らないので、「キラカード」(きらきら光る特殊印刷のカードを子供たちはこう呼んでおります)であろうが、ベリーレアのカードであろうが、おかまいなしに放出して、そのかわりに水文明、闇文明でデッキ構築に必要と思われる低コストのブロッカーやスレイヤーと交換してもらいます。子供たちはカードのレア度での比較では圧倒的に有利な交換に応じてもらえたので大喜びです。

 さて、これでなんとなく形になったような気がするぞ。・・というわけで始まった我がデュエル体験シリーズ、続きはまた後日。
 (なんとか文明とか、ブロッカーとかスレイヤーとか、知らない人には何のこっちゃでしょうが、その辺はもし興味がございましたら、専門のホームページで調べてくださいね。)


2005年1月15日おてばん11>2005.2.8
 一ヶ月近く経ってしまいましたが、「おてばん」の1月度レポートです。
 本日のゲーム。@ブクブク(お試し)、Aカンダミール(1/4)、Bエリューシス(3/5)。少なっ!

 ちょっと出遅れた者どうし3人で、はじめにブクブクを1セットのみ。
 これは本来、人数分だけそれぞれの手札を持ちまわしてプレイする(従って3セットするのが)正しいのですが、3人では盛り上がりに欠けるし、まずはルール把握のためにということで・・・。なので、詳しい内容は省略。

 さて、先行組の人達のゲームが終わったようです。どれをやろうかなぁ、とうろうろしていたら、先月超長時間ゲームとなった「皇帝の影」をご一緒した某F氏が、「これ、やりましょう」と誘ってくれています。「カンダミール」。
 んー、ちょっといやな予感・・・。「また長くなるんじゃないですかぁ?」
 「かもしれませんねぇ」
 でも、ボードを見ると結構面白そうなので覚悟を決めて参加。

 誤解を恐れず言い切っちゃうと、RPG風味の入ったカタンです。
 最初に4人の異なったキャラクターから一人選んでこのキャラクターボードを前に置きます。4人はそれぞれ得意な土地、得意な武器が異なり、またそれぞれ違った特典を有しています。私は山で移動力が上がるキャラで、弓の力に初期値が高く振られているタイプ。蛇を倒した時に好きな酒の原料一つがもらえるという特典があります。例えば他のキャラは、資源カードを通常は3/1交換なのが2/1で交換できるとか、隠れた酒の原料が拾えるとか、そういう特典を有しています。
 決められた移動力を使って目的地にたどり着き、その目的地のタイルの裏に書かれた資源を得ます。その資源を組み合わせてポイントを得る仕組みがカタン風なわけですね。目的地にたどり着くまでに色々な動物や敵キャラを倒すことによっても資源を得ることもできます。ただし敵に出会うと闘いに勝たなければ移動力が削減されます。そして敵により使う武器や必要なヒットポイントなどが異なり、その闘いを有利にするために、各種の能力を上げていくわけです。
 こちらの攻撃力を決めるのにサイコロを使います。賽の目に上記能力値がプラスされて、相手のヒットポイント以上なら勝利となります。この時、3つある酒の内一つ(力薬?)を使う事で、さらに自分の攻撃力を上げることも可能です。そしてこの酒の原料も目的地への旅の途中で得られます。他の酒としては、減った移動力を回復する薬酒、自分より多くポイントを稼いでいるプレーヤーの移動力を削減する毒酒(?)もあります。

 こう書くとかなり複雑に見えますが、いったん理解すれば手順はそれほど難しくはありません。
 戦略的には、「序盤は能力の向上に力を注ぎ後半勝負」か、「がつがつと直接的にポイントを稼ぎにいく」か、そのバランス型か、の選択になると思います。私はどちらかというと「がつがつ型」。ただ、もとから高い弓の能力は極限まで上げるようにして、これが後半機能して割にスムーズな展開に持ち込めました。すべての能力をかなり高いレベルに上げる戦略をとったプレーヤーさんは、結局得点不足で浮上できませんでした。タイルはどんどん無くなって行くので、追い上げは難しいのかもしれませんね。
 このゲームに関しては、まずまず納得の勝利です。

 終わってみると、インストを含めて3時間半。やはりこうなりましたか。このカンダミールは失敗作という評価もあるようですが、プレイそのものが楽しみながらできるゲームとして、悪くないとは思います。少なくとも、全てのキャラクターを一通り経験するまでは遊べそうです。それ以上繰り返しのプレイに耐えるかどうかと言われると、微妙かもしれませんが。

 2つめにして最後はエリューシス(エリシュス)。トランプを使った論理ゲームですが、私の希望でようやくたてることが出来ました。今回は5人でのプレイ。
 親は秘密のルールを紙に書き、隠しておきます。子は手札からカードを出し、親はそれがルールに則っていればカードを横列として置き、則っていなければ縦列として置いていきます。従って、しばらくこれを続けていれば、横列だけ見ればある法則にしたがってカードが並んでいるのが見えてくるはずです。・・・はずなんですが、これが意外と見えてこないんですね。
 経験者である私は、一応「ルールの難しさを、親は概ね過小評価しがちなので、ゲームのはじめに適宜ヒントを与えてください」とコメントしておいたのですが、やはり予想以上に難しかったですね。
 途中で法則が判ったと思ったら、預言者になって親の代行をすることで高得点が得られる仕組みと、親は難しすぎず、易しすぎずの法則を作った方が得点が高くなる配点システムが秀逸です。
 「素数」っていうだけの、並びとは関係の無いルールでみんな大混乱するなか、預言者になることが出来て得点が得られたため最下位は免れましたが、それ以外のルールについては全く閃かず、ちょっとショックでした。「昔はもっと柔軟な頭だったのになぁっ」て感じです。

 で、本日はこれで終了。少ないけど懸案のエリシュスを遊べたので満足です。


2005年1月某日<クライネフィッシュ>2005.2.5
 最近は下の子供(タケちゃん/幼稚園年長)と遊ぶ機会が多いにもかかわらず、子供ゲームが少なめだったので、買い足したのがクライネフィッシュ。
 もっとも、子供たちは既成のゲームがなくたって、いくらでも遊べるんですけどね。先日も折り紙で作ったぴょこぴょこガエル(お尻を押さえると結構高くジャンプするんです)を使って棒高跳びやらトラックレースやら、かなり長い時間遊びました。

 で、クライネフィッシュです。10種類あるユニークな形の魚たちのカードが山札になっています。自分の番がきたら、山から1枚づつめくって行きます。基本的にはめくった分だけカードがもらえるんですが、同じ種類のカードが出たらバースト!その同じカードとそれらで挟まれた全てのカードは捨て札にしなければなりません。またタコカードが出ると、問答無用でその手番で引いたカードは全部捨て札に。そのかわりサイコロを振ってコールした数字(1から3)以上の目が出れば、その数のカードを他プレーヤーから奪えます。ただし、1面だけあるマイナス1の目が出たら、逆に1枚奪われます。

 同じ種類のカードでも1点から4点のカードがあり、ゲーム終了時(山札がなくなれば終了)、各種類の最高点だけを足した合計が点になります。

 ゲームを始めてみると、6才児でも結構やるもんです。3点や4点のカードが出たときは、2、3枚の段階で、めくるのをやめています。こっちは無理して、バーストも結構ありながら、タコでのカード奪取が決まっていい勝負。結局初戦は3ゲームトータル84対84の同点。

 翌日再戦。今度は77対77で同点。

 1週間後、今度は妻も参加の3人戦。3ゲーム目までで、私75/妻47/タケちゃん67、で私がリードしていたのですが、誰かが77になるまでゲームを繰り返すというルールに従って4ゲーム目。なんと私は8点しかとれないという惨敗。タケちゃんは23点を取って劇的な逆転。3戦目にして決着がつきました。

 ちなみに、魚はどれも結構珍妙なデザインなのですが、体から炎のようなビラビラが出ているやつをタケちゃんは「かっこいい魚」といって気に入っていました。子供の感性はやはり独特であります。


2005年2月3日<手遊びの話・・・3>2005.2.3
 節分です。
 くだらない話ですが、例えば「鬼塚さん」とかの家でも豆まきってするんですかね。
 するでしょうね。
 ・・・すいません。

 で、そんな話はおいといて、久々に手遊びのネタです。
 冬休みに一緒にゲームをした甥っ子君が教えてくれた手遊びがあります。
 ルールは単純、まず2人が両手とも人差し指だけ出して構えます。この状態を(1,1)(1,1)と表す事にしましょう。両者とも左右1本づつということです。で、先手がどちらかの指で相手のどちらかの指に触れます。触れられた方は触れた指と触れられた指の足し算をして、結果を触れられた手の指で示します。最初はどれでどれを触れても、1+1で2になります。(1,1)(2,1)になったわけです。後手は2になった方でも1のままの方でも好きな方の手で、相手の手に触れます。2になった方で触れたら、(3,1)(2,1)になりますね。で、次に3の手で2に触れると、2は5になります。5になったら(もちろん触れられた方が)、その手を引っ込めます。もし5を超える場合、5を引いた数字にします。4で4に触れたら3になるわけですね。こうしてこれを繰り返し、両手を引っ込めることになったら負けです。

 両者がベストをつくすと、たぶん千日手になります。
 小さな子供同士ならしばらくは遊べるでしょう。大人同士なら音楽にでも乗せてスピードを上げれば、結構遊べるかと思います。一度お試しを。


2005年1月22日<書くことが溜まっちゃったぞ>2005.1.22
 掲示板でもちょこっと書きましたが、先週末にパソコントラブルにより、Windowsの再インストールを実施。デジカメデータ以外はバックアップをとっていなかったので、環境を再度整えるのにかなり時間をくってしまいました。
 書きかけていた新年湖畔のゲーム会レポートも、「チグ・ユー」の和訳もとんじゃったし、ちょっと悲しい‥。
 その間にも1月のおてばんに参加したり、新しく買ってきたゲームを家でやってみたりとか、いろいろ書くことはあるんですが、まあボチボチということで‥。とりあえず今日はゲームリストだけ追加しとこう。 


2005年1月12日<クイズ解答>2005.1.12
 下のクイズの解答です。  なお、Y15=S16=M20も成立します。   解答へ


2005年1月8日<久しぶりにクイズです>2005.1.8
 先日思いついたクイズです。
 ただし、対象は大阪近郊の人限定。

 問題:「Y13=C16=M18 これ、一体何の事?」

 解答は後日。


2005年1月1日<元旦から>2005.1.6
 元旦は実家で。
 先に帰っていた弟一家と再会。今日はカードゲームをいくつか持ってきてますが、甥っ子君が気に入ったのは「ゴキブリポーカー」。
 正月からゴキちゃんかよ!!って気もしましたが、まあ良いでしょう。

 どうでも良い事ですが、私たちの実家では、ゴキブリのことは「たろべぇ」と呼んでおりました。
 「たろべぇが出たぁ〜」ってな感じです。一種の符丁ですな。別に商売やってた訳ではないんですが。理由はいまだに不明です。
 「たろべぇポーカー」‥。なかなか良いではないか。

 とにかく甥っ子君がめちゃくちゃ気に入って、6、7回は遊んだでしょうか。今回は、自分のカードを伏せた山として上から一枚づつめくるパターン(とりあえず坊主めくりルールと命名)で遊びました。確かに、これも充分楽しめます。

 それから、このページは日記形式ですが、日付と記載日が違っていると自分でも混乱するので、日付(出来事の実際の日)とは別に記載日(HPにUPした日)を記すことにしました。(タイトルの後の小さな日付です)


2004年12月31日<大晦日>2005.1.4
 世間では新年の挨拶をしておるというのに、今頃年末の様子をご報告です。
 私の弟一家が、実家に帰る途中に我が家に寄ってくれました。実は弟も結構ゲームパズルの類は好きな方です。というより、考える事が好き、面白い発想に出会う事が好きというタイプです。
 甥っ子(小学2年生)もゲームには興味がある様子なので、いくつか遊んでもらいました。

 彼らには、パズリックなものがとっつきやすいと見て、まずは「ルミ」から。
 今回は私はインスト専任。我が家の息子たちと弟親子(親は途中で父から母に交代)で対戦。 甥っ子君は判ってるのか判ってないのか、いかにも適当に置いてる風情だが、そこそこいい線いってます。結果は終盤に経験の差が出てまーくんの一人勝ち。甥っ子君も2位を確保です。

 続いてイヌイット(イグルーポップ)。これも子供に受けの良いゲームで、外れた事はありません。
 甥っ子君は大胆に賭けてます。でもあんまり当たってない。まーくんと弟がいい勝負。結局これも経験の差か?、まーくんトップ。弟が僅差で2位です。弟いわく、「日ごろ指先の感覚を鍛えているから、これは得意かも」、と。弟は鍼灸医です。

 次は、ファンタスミ。弟と甥っ子の親子対決。甥っ子君は負けると悔しいのか、何度も挑戦し、結局3、4回やっていたでしょうか。逃げに来るおばけを取れるように、両サイドはノーマークにしちゃダメだよと言う意味の助言はしたのですが、どうしてもこれを忘れちゃうようで、全部良いオバケの逃げで負けちゃいましたね。彼は勝負に勝つより、相手に赤いオバケを取らせる事が快感だったようです。終始ニターッと笑いながらプレイしておりました。駆け引きを楽しむにはまだ早いかもしれませんが、それでも面白さを見つけてしまうところが子供の力であります。
 弟の方はこのゲームのシステム自体に対し、「これを考え付くのはすごい!!」とどえらい感動しておりました。それを狙って出してみたってところもあるんですが‥。

 で、最後は私も参加してボードニムトを。実は我が家ではお初です。弟夫妻と甥っ子、私とまーくんの5人でプレイ。甥っ子君にはちょっと難しいかもしれないけど、とりあえず牛のウ○コ踏むって設定はうけてたみたいなのでよしとしてスタート。(おいおい)
 今回は、実にダイナミックな展開でした。大きく進んじゃったかと思えば、意外にも「幸せな牛」効果で戻りもあったりで、結構順位の入れ替わりが激しいゲームとなりました。実際、最下位(というのか先頭というのか)を走っていた弟夫人がこれにより一気にトップです。『意外にも』というのは、前回おてばんにてこれをプレイした時に、1ターンで幸せな牛君はタイルで埋まってしまい、誰も恩恵を受ける事無く終わったからです。各列のタイル数字の接近具合による妙ですね。
 結果は、弟夫妻(妻、夫の順ですが)ワンツーフィニッシュでした。
それにしても、これが初プレイだというのに既に数枚のタイルの数字がはがれちゃってます。こういうコンポーネント上の不具合は、ドイツゲームで時々感じる不満の一つです。

 ドイツゲームは面白いでしょってことは充分伝わったところで本日は終了。


2004年12月30日<続ゴキブリポーカー など>
 いままでゲーム収納に使っていた本棚スペースが、クリスマスに買ったゲーム達のおかげでついにオーバーフロー。
 仕方がないのでDIY店で高さ180cm近くの棚をゲーム専用棚として購入。かなりスッキリいたしました。それでも一部は入りきらずにカラーボックスに収まっております。これ以上増えるとヤバイです。

 さて、前回取り上げたゴキブリポーカーのルールですが、曖昧なままではいけないと思って原文ルールにあたってみました。ゲームに添付されたオリジナルルールブックは独・英・仏・伊・韓の5ヶ国語対応です。韓国語があるのに日本語はない!。がんばれ日本ユーザー!!って話じゃなくて、ルールですね。

 まずは安易に英語の方で確認。
 Set up の項に、「64枚のカードをシャッフルして全てのプレーヤーに伏せて配ります。」とだけあります。その後のGame Playの項では、「最初のプレーヤーの手札から1枚『pick』して、テーブルに伏せて置いて、他のプレーヤーを選んでそのカードをスライドさせ、例えば『ゴキブリ』と宣言する。」とここはその通りという感じ。
 これだと、やはりカードは伏せたまま上の1枚だけを見て誰かに渡すというルールが正しいように読めますね。

 次に心許ないながらドイツ語ルールを。
 準備の項には、「カードを良くシャッフルし、全ての他プレーヤーに隠して配ります」とあるのです。ゲーム進行のルールの部分は変わらないと思うので、この準備の項の訳の仕方で解釈が変わるものと思います。ドイツ語で、spieler(英語ならplayer)ではなく、mitspieler(英語ならco-playerでしょうか)となっているところが肝で、広島訳はこれを意訳して「自分だけに見えるように配られたカードを持ちます。」としています。私はこれをもって自分の手札は全部見て選んで渡すと解釈したわけです。ただ、広島訳もそのあとのルールの表現は、伏せたまま選ぶようにも解釈できて、ちょっと悩ましいです。

 どなたかドイツ語に堪能な方、もしくは間違いの無いルールをご存知の方がありましたら是非、掲示板にでも書き込んでくださればとても嬉しいのですが‥。


2004年12月28日<ゴキブリポーカー>
 プレイスペース広島から購入のゲームの一つ、「ゴキブリポーカー」。さっそく家族で遊んでみました。
 面白いです、これ!
 ゴキブリやカメムシといった嫌われ者8種類のカードを「蜘蛛!!」などとコールしながら誰かに裏向けで渡し、渡された人はそれが嘘かホントかをコール。間違ったら渡された人が、正解なら渡した人がそのカードを取る。同じカードを4枚取ったら負け。ただそれだけ。なのにこの盛り上がり!!。ブラフゲームの一番大事なところだけを抽出したゲームって感じです。

 カードを渡す時にはみのもんたの笑顔で接し、渡された時には波田陽区の流し目で対応しましょう。カードをめくりながら嘘・本当のコールをするときには、間違いなく普段より1オクターブ半高くなります。

 虫たちの絵は同じ種類でも1枚づつちょっとだけ違うんですよ、いいですねぇ。

 私たちは、配られたカードは手札として全部見て、選んで渡していたのですが、世間では違う様子。でこねぇさんによると、自分の前に裏向けで山にして、上から1枚だけめくって誰かに渡すというスタイルなのだそうな。広島訳では全部見るように読めたんだけど、メビウス訳では違うのかな。2人プレイの時は10枚除いて使わないというのは、全部配ると相手が何を持っているか判ってしまうからという処置のはず。それは自分のカードを全て見るからこそ、だと思うんですが。どうでしょう。でも、どちらのやり方でも、それぞれの面白さがあると思います。
 全部見るやりかたでは、2枚目、3枚目を取ると、その種類を集中して渡される傾向が出て、結構狙い撃ちができてしまうのは確かです。でも逆にそれを読んで相手に取らせることも出来ますから、ゲームとしては十分成立しますよ。

 ところで、ゲームのルールを説明したあと、嫁さんいわく「これ、トランプの<チート>と同じルールやね。」って。そんなトランプゲームがあったんだ。きっとそこからヒントを得たゲームなんでしょうね。
 webで調べてもチートっていうゲームのルールは出てこなかったんですが、嫁さんの話によると昔ニュージーランドからの留学生に教えてもらったものだそうな。「45へぇ〜」ぐらいはありますです。


2004年12月25日<まだまだサンタはやってくる>
 子供達には無事今年もサンタさんがやってきまして、下の子は「ペーパーマリオ」(ゲームキューブソフト)をもらっています。
 ボードゲームマニアの親爺の子供でもテレビゲームをやるのかって、そりゃーやりますよ、一応現代っ子ですから。
 今日はプレゼントが見たくて超早起きだったので、朝のうちから1時間ほどマリオをやって、夕方に少しだけハイパーロボットも遊びました。ま、このへんが普通の家とは違うところですかな。

 ハイパーロボットはもう上の子には勝てなくなってきたので、下の子相手でちょうどであります。長い手数の時は私の独壇場ですが、短い手数を見つけるスピードは圧倒的に子供の方が速くなっています。
 それにしても、これまでやってきてやっぱり最大手数は17どまり。今日も17手が1回ありました。これ以上はないのか?誰か教えてください。→ハイパーロボット記録室参照

 それから、ちょっと遅れて私にもゲームが6個ほど届く予定。サンタさんからじゃなくて、広島からだけど。また未プレイゲームが増えていく‥。


2004年12月11日<おてばん10>
 12月の「おてばん」。本日は色々事件発生のゲーム会でした。(大げさ)
 遊んだのは、@皇帝の影(2同/4)、Aロバは誰(9/11!!)、Bカサノバ(4/4)、Cココナッツは何処(1同/4)、Dゲシェンク1ゲームのみ(2/4)、他に、トランプのババ抜きの逆バージョン(相手にカードを渡す)や、象の背中に棒を乗せていくバランスゲームもちょこっとやりました。

 @皇帝の影: 7つ(たぶん)ある選帝候国に貴族や騎士を送り込み、候国での支配力を上げてその国の選帝侯となり、各選帝候の投票により皇帝が決まるという仕組み。ただし、皇帝になる事が勝利条件でなく、選帝候になったとき等に得られる勝利ポイントを多く稼ぐ事が目的です。
 ラウンド毎に貴族たちは年をとるという要素、資金の配分があり、資金が続く限り種々のアクションを行えるという点、行ったアクションの内容により、次ラウンドの誕生フェイズで使える貴族の性別が異なるという仕組み、選帝候それぞれに特殊な効果を有する点、などなど、かなり考える要素があり、インストの段階で、これは2〜3時間コースだぁ、と覚悟いたしました。
 = 事件1 = 終わったら結局4時間。

 Aロバは誰: 基本ルールはトランプ2セット分のカードがある大富豪なんですが、1枚だけロバカードという特殊なのがあります。これは裏からも判るカードで、誰が持ってるかはオープン情報です。リードでこれが出されると、いつもと逆で、みんな小さな数字を出します。なぜなら、一番大きな数字を最後に出したプレーヤーが、このとき出たカード全て(ロバ含む)を引き取って手札に加えなければならないからです。大富豪なら、最後に大きなカードを残してうまく上がりきる事ができますが、ロバがいつ出るかわからないので、小さいカードを残しておかないとえらい事になります。11人というのはすごい人数で、一度とらされたら復活不能です。
 = 事件2 =  最後の最後にロバ!! 

 Bカサノバ: 数字カードと賽の目の大小関係でコインのやり取りを行うギャンブル系ゲーム。全然ダメでした。
 = 事件3 = 確かこれを遊んでいる最中だったと思います。背後で「ドガッ!!」って音が‥。振り返ってみると机が倒れちゃってます。いわゆるちゃぶ台クラッシュ状態。(って別に負けてる人がひっくり返したわけではないですよ。) 「もうすぐ終わりってとこだったのにぃ〜」と皆さん残念そう。

 Cココナッツは何処:基本的には子供向けの記憶ゲーム。思ったよりいけてたので、自分でびっくり。(びっくりするなよ)

 D最近定番化しているゲシェンクで締め。

 ということで、今年のおてばんはこれで最後。みなさま良いお年を、来年もまた遊んでやって下さい。


2004年12月4日<チグ・ユー和訳>
 明日はまた久々の湖畔のゲーム会(with 豆乳鍋)の予定。
 チグリスユーフラテスが未プレイなのでやりましょうって計画してましたが、よく考えてみるとこれ、和訳が無かったのでした。
 英語版なので、なんとか前日に訳を完了。(独語だとまず無理ですね。)
 さて一応先にルールを把握したアドバンテージが有るや無しや?結果は湖畔のゲーム会ゲームレポートにて後日‥。