ゲーム日記
<2007年7月〜2007年11月>          

2007年11月3日その2<ウィザード大会終了後>2008.10.12
 大会終了後、イングリッシュパブでの二次会です。
 2戦目同卓で、2位に入ったSさんは、二次会には行かずにこれから「ブリッジ」の会に参加とのこと。
 そりゃ、そんな人にはかなわないよなぁ。(後で知ったんだけど、この方はウィザードの元になった「オーヘル」のプレイヤーとして日本では有名な人だそうな。)

 で、二次会出席者はこれまた当然のように濃いぃことったらもう。
 モノポーリーの元チャンピオンとかね、ポーカーの世界で有名(らしい)人とか、他にもネット上のボードゲーム関連サイトで聞いたことのあるネームもちらほら。

 「あんたもたいがい濃いやろ」、っていうつっこみはね、あの場にいたら引っ込みますよ(おそらく)。

 ブリッジのプロの話とか、アメリカでのポーカーの大会の話とか、まるで別世界のお話を聞けて、なかなか面白かったです。

 さて、前の記事でも少し書きましたが、参加者の多くから、単純なポイント合計で競う方式に疑問の声が上がっていました。
 順位ポイント制というのが一番良いと考えられますが、これで順位を決めるにはせめて5回戦ぐらいはやりたいところ。時間的に厳しいです。結局、勝ち抜き戦が一番良いのかもしれません。

 そもそも、コミュニケーションゲームを標榜するゲームを競技として成立させようとする時、このような「勝敗の決め方」に関する不条理というのが常について回ります。
 ある程度、これは仕方のないことかと思いますが、ゲームを盛り上げたいと考える側にとってはなかなか難しいジレンマかもしれません。


2007年11月3日<ウィザード・カードゲーム日本選手権>2008.9.15
 いやあ、もうすでに今年の予選が始まるって時に昨年の話を・・・。
 レポートとしてはいまさら感はあるのですが、書きたいことはあるので・・・。

 というわけで、2007年の11月3日文化の日に、ウィザードカードゲームの記念すべき第一回日本選手権が行われました。
 東京まで自腹ってのはちょっとつらいけど、まあこんな機会はそんなに無いですから、家族の応援も受けながら出陣。

 当日、ちょっと早めの新幹線で東京着、しばらくは六本木ヒルズを見学して時間をつぶす。


 写真もとってみたり。(おのぼりさんかよ)

 東京には仕事でしょっちゅう来ますし、六本木は東京のオフィスのすぐ近くだったりはするんですが、ヒルズは行ったことがなかったんですね。

 で開始時間の30分ほど前に会場着。上の右は会場からの眺望です。
 主催者さんとご挨拶したり、すでに並べられてる賞品の数々をながめたりしているうちに時間です。
 主催者さんから挨拶。「11月3日文化の日に日本選手権をもってきたのは、ウィザードカードゲームのような人対人のコミュニケーションゲームを文化として日本に定着させたいから」と。
 心意気買います。皮肉ではなく。道は厳しいような気もしますが。
 そんなことを真正面から言う人はもはや少なそうなので、なんとなく応援したい気になる。

 その後大会進行の説明やら、前年の世界大会の様子、ナイアガラの景色なんかの紹介があったあと、席決めして1回戦開始。

 まあ、気軽にって思いながらも、なんとはなく緊張してたんでしょうねぇ。普通ならやらないミスを多発して沈没でした。
 2回戦も可も無く不可もなくの結果で、総合11位。

 今回が第1回とはいえ日本一を決める大会ですから、半端な実力ではそれなりの結果しか得られないのは当然。今年ももし日本選手権まで行けたなら、十分なトレーニングを積んで行きたいと思っています。

  標準ルールでの問題もちょっとだけ感じた大会でした。
 というのは、入った卓のメンバーがどんなスタイルでプレイするかで、かなり得点差が出来ることです。
 この点は終了後に多くの方が指摘していました。
 つまり、全員が調和型で、「基本みんなで高得点を狙いましょう。」って形か、あるいは「出来る限りお仕事しなきゃ。」って人が多いかってこと。

 今回の大会のように、2回戦の合計点数で争う形なら、普通に考えれば、優勝したいなら前者でいくべきとの暗黙の了解があって当然かと思います。が、常にそうとは限りませんからね。まあ、天然ボケも含めてどちらかというと場を乱す側だった私が言うのもおかしな話ですけど。
 調和型ビット禁止のルールが、ゲームとしては熱いような気がしますね。

 なお、優勝者の点数は900点オーバー。4人プレイの2回合計なら、おそらく皆が優勝ラインと見ていた点数ですね。2位が820点と離れて、しかも4人いたのは偶然ながら驚きでした。

 この日の様子はこんなところでも紹介されてます。私は写ってません。(右側の白い服の人の上家にいました。)

 優勝者は、学生さんでした。1回戦であたってその卓でトップだった人ですが、とても安定したゲーム運びでしたねぇ。

 彼の世界大会レポートがスポンサーのサイトにアップされてます。結構いいところまで行ったみたいで、アウェイでたいしたものです。

  大会終了して表彰のあと、二次会へなだれ込むわけですが、これがまた濃いのなんの。その話はまた次に。


2007年10月28日<ウィザード・カードゲーム近畿大会>2008.2.23
 8月の湖畔のゲーム会で実施の「ウィザード・カードゲーム」。

ウィザード・カード【ジーピー】
 これは株式会社ジーピー主催の該ゲーム公認単位大会の位置づけでした。公認といっても、事前に申請すればいいだけなんですけどね。

 きっかけは、主催者側からの、「非電源系ゲームのホームページを持っている人に片っ端からメール作戦」にのっかった形。
 以前、同様の形で「へんないきものカードゲーム」っちゅう、本気かどうかさえ疑うTCGのテストプレイに関する誘いがメールでありましたが、その時は華麗にスルーしてます。するでしょ、普通。

 今回はルール的にもしっかりしたゲームで、面白そうな予感がしましたので、とにかくまずはやってみようと。
 結果、確かに面白かったので、単位大会の優勝者は自動的に参加できるという近畿大会本戦に出場してきました。

 当日は、午前中の予選会にでて上位に入れば、単位大会の優勝者でなくても近畿大会に出場可能ということなので、湖畔のメンバーからりんさん・でこねぇ夫妻も午前の部に出場。結局参加者が少なく、予選出場者はそのまま全員本戦へということになったそうです。なんじゃとて。
 会場の入り口。
 お隣のクイズ愛好会会場もめっちゃ気になりましたねぇ。自前の早押しスイッチがずら〜とならんで、「ピンポ〜ン」って音が聞こえてました。楽しそう。
 こっちもたいがいマニアックな世界だけど、あちらも相当です。趣味の世界は広いですねぇ。

 というわけで、近畿大会は全参加者5名。うち身内が3人(もう一人もりんさん夫妻と某関係での知り合い)というきわめて淋しげな状態で始まりました。
 主催者さんは結構いろいろな関連サークルに声はかけたようなのですが、関西では反応はイマイチだったようですね。他のゲーム会の日程との重なりもあったのかもしれません。

  さて、近畿大会決勝は5人ですので、1ゲームは12ラウンドです。

 「親表示マーカーは、あった方がいいかもしれませんねぇ。」とか、
 「4人だったら15ラウンド、3人だったら20ラウンドなわけですよね。それはちょっと長いかもなぁ。」とか、いろいろ注文をつけるゲーマーの面々。
 そんなこんな言いたい放題に、「なるほどねぇ。」「短縮バージョンで奇数ゲームだけやるっていう方法もあります。」と、まじめに答えてくれる社長さん。いい人です。

 正統なトリックテイキングゲームにも劇的なドラマというのは生まれるもので、写真の状況はそんな中の一幕。
 スペードの3でリードされて、ゼロトリック宣言のT崎さんはマストフォローでスペードの5。この時点で、T崎さんはまず自分がとることは無いと考えていた場面です。
 そのあとのカードはご覧の通り、スペードの4、2、そして私のジェスター。

 小さな数字で計算外にトリックを取るはめに陥る事は珍しくないですが、みんながそのスートを持っていたのにってパターンが結構笑えます。

 で、1ゲーム目はTRPGプレイヤーのH川さんが250点でトップ。りんさん170点、私が160点でこれを追います。でこねぇさんT崎さんは二桁得点で苦しいスタート。

 2ゲーム目に入ると、私を含めて湖畔の面々が良い感じでゲームを進め、私が注意すべきライバルは1ゲーム目トップのH川さんからりんさんに変わっていきます。
 終盤、どちらが勝ってもおかしくない状況ではありましたが、終始りんさんリード。1ゲーム目10点差が意外ときついなぁと思いながら最後のラウンド。

 ノートランプで予想が難しい中、最後の最後で逆転、優勝!!。
 結構気合が入りました。
  2ゲーム目の300点は、5人プレイとしてはまずまず満足のいく点数じゃないかな。

 優勝賞品としてカップと、アミーゴから出ているドイツ版「ウィザード」缶入りの限定バージョンをいただきました。
 この副賞については事前に聞いていなかったので結構うれしい。ちゃんと告知してたら、コレクターなゲーマーがもうちょっと集まってきたかもね。

 ちなみに、このドイツ版は各スート毎に数字順に並べると背景がひとつながりになります。ジェスターは道化、ウィザードは強力な魔法使いが描かれており、各色で違った環境に住む異なる民族というストーリーを感じさせるデザインです。いろんなイメージが膨らむ素敵な絵柄ではありますが、色の違いが微妙で視認性はあまりよくないです。遊ぶときには普通の奴を使うだろうな。

 というわけで、東京での日本選手権出場決定。近畿枠は2名なので、りんさんが権利あるんだけど、当日都合がわるいってことでH川さんが繰り上げで出場ということに。
 「じゃ、また東京で!」。

 その様子は、次回。


2007年10月20日<おてばん48(俺のだと言ったら俺のだ)>2008.1.6
 おてばんの回数が5月あたりからずれていたみたいなので修正しました。
 で、10月は48回です。
 この日最初は「パトリツィア」。(写真上左)5人。
 「あれ、もう終わりなの」って感じでゲーム終了。いろいろやって楽しむというのでなく、どちらかというとパズリックに考えて、間違えたら負けるってタイプかな。やりこめば面白さが出てくるのかもしれないですが、第一印象はイマイチでした。
 結果は3位。

 上写真右は「パンダ・ゴリラ」。4人で。
 タイル引いて置く。おいたタイルにコマを置くかどうか。基本システムはカルカソンヌに類似です。比較してしまうとカルカソンヌに軍配があがりそうです。結果は2位でしたが、1位、2位、3位はかなり大差がつきました。結果として大きく育ったスペースの大きな動物タイルの影響で、割と極端な結果になりがちなんじゃないでしょうか。

 その後、「GRAND PRIX」というクニツァのカードゲーム.とサンファンを遊ぶ。クニツァのはタイトルから判るとおり、カーレースがモチーフなのですが、例によってモチーフはなんでもいいじゃんって感じです。単なる数字カードでもまったく問題ない。4位/4人。サンファンは予想外にルール忘れていてみんなにつっこまれる。結果も連続で4位/4人。

 「詩人の苦労」という某氏の自作ゲームをテストプレイ。ポーランド語の文を作るゲームでした。
 つづいて、「4in1」は、4つのユニークなトリックテイキングゲームをセットにしたお徳詰め合わせ。すでに単体で遊んだものも含まれているので、今回は未プレイの「ミュー」と「マインツ」をプレイ。マインツのルールは秀逸。
 『マインツ』と叫べば、カードの強さに関係なくそのトリックは取れる、ってルールなんですよ。それでゲームになるのかって思うでしょ。なるんですよ、これが。トリックテイキングもいろいろやったけど、まだびっくりさせられるものに出会えるとは!!

 最後にアクションゲームの「グラグラスパイダー」をやって終わり。

 この日は「これが目玉」ってのが無かったかもしれない。でもマインツでビックリさせられ、ゲームの世界の奥深さを再認識させてもらえたので、よしとしましょう。


2007年9月23日<Best Game of 2007?>2008.1.4
 O氏邸でのプライベートゲーム会にお邪魔いたしました。
 まずは「クライム・イット」で頭の準備運動から。家主とりんさん・でこねぇ夫妻と私の4人で。

 「キャント・ストップ」と「ジャスト・フォー・ワン」を足して2で割ったようなゲームです。(きっと、みんな同じような表現なんだろうなぁと思いながら)
 それほど奥深さのあるゲームではないですが、ダイスの目が演出するドラマは十分楽しめるルールになってます。
 なにしろ、終了条件は満たしていて、まだ5しか使ってない状態から、<5,5,5>という逆の意味の奇跡の目を出してトップを逃すなんてことが起こりますからね、実際。(ToT)

 というわけで結果は惜しくも2位。

 バースト系でも、ルールの組み合わせ次第で、まだまだいろいろ出来るもんだなぁと感心したり。

 で、次は「フェニキア」。同じ4人。
 ごめんなさい、ゲーム展開はほとんど忘れちゃいました。りんさんに強いカード(?)を複数枚とられて、それが強力すぎたってことだけ覚えてます。ちょっと極端な結果に終わったような気がします。みんな初めてのゲームで、自分の事で精一杯。うまく「お仕事」が出来なかったのが敗因かな。
 その時のゲームメモには、
 「序盤はそれなりにうまくやれてた様な気がするのだが、最後は船関係を安くするカードが無いために如何ともしがたく3位に沈む。競りの性質として、適正な相場観の争いというのでなく、いかに相手の欲しいものを安く買わせないようにするか、という一点になってしまうのが不満。」とあります。どうなんでしょ。
 次が写真上の左。「ケイラス・マグナカルタ」同じく4人。
 すべてが『きつきつ』のゲーマーズゲーム。評価の高かった「ケイラス」をカードゲームにして、ルールも簡易化しています。

 本家ケイラスの方を遊んだ事がなかったのですが、とにかくルールの説明を受けた時点で「これは良いゲームだ」ってのがわかりました。実際プレイしてみてその直感にはずれなし。
 プレイとしてはいっぱい間違ったような気がしますが、それは周りも同じのようで、でこねぇさんを2ポイント抑えて勝利。
 ただ、勝ったけど内容に納得はいっていないので、もう一度やりたいと思います。

 で、これは買わなきゃと思っていたら、りんさんところが買ってくれたので見送り。
 私の中では2007年のベストゲームっぽいです。(ぽいってなによ)

 最後は、メンバーが2人加わって、「エクスペディション

 直前のおてばんでやった「ヨーロッパツアー」のもとになったゲームでしょうか。
 誰のものというわけではない3つの探検隊を動かし、目的の遺跡や珍しい動物を訪ねます。言うまでも無くコース取りが重要ですが、自分の番が回ってくる間に探検隊はとんでもない場所に向かってたりしますのでね、そのあたりの偶発性も楽しめる余裕が必要です。

 と、この日は4つで終了。フェニキアとケイラスマグナカルタがかなりの時間をくいましたのでね。
 まだまだ、名作といわれている未プレイ品がありますので、また呼んでくださいませ。


2007年9月8日<おてばん46(こてばんだ)>2008.1.3
 おてばん45は「こてばん」。おおてばんに準ずるお祭り大会。
 いつものように、前半は普通どおり適当に遊びます。  

 最初の二つはたまたまですけど欧州マップつながり。最初のは「トランスヨーロッパ」、5人で。(上写真の左)。超定番トランスアメリカの欧州マップバージョンでございますな。
 ルールは同じです。一ゲーム目で「9」マス前進と絶望的スタート。なんとか最下位を免れるのがせいぜいでした。
 うわさ通り、マップ上の都市分布に癖があり、前作より目的地による難易度差(運の度合い)が強くなっている感じはありました。

 二つ目は「ヨーロッパツアー」。(上の写真右)4人。限られたチケットを使いながらそれぞれ課題の都市を回るゲームです。目的地カードが美しい。
 ゲームとしては当然ながらチケットの使い方が重要なわけですが、ユニークなのは船や飛行機での移動時。移動できる範囲を図るのに、船はチェーンを、飛行機は棒を使います。船での海峡越えでチェーン測定するときは、その行為自体がなかなか楽しいですよ。結果はふるわず最下位でした。
 三つ目が「ごいた」。(上の写真左)将棋のコマに似た独特の牌を使い、4人で行うチーム戦。相棒が何を考えているのか読むのがとっても大事。ブリッジなんかが好きな人にはお勧めです。
 結果は経験者に手も足もでず完敗でした。

 次に、7人でコヨーテ(本来6人までのゲームですが、特に問題は無くできます)。ぴったりの読みを連発する名人の技に感心しつつ、私自身は「どんな場合もノータイムアンサー作戦」で危険を受け流して失点ゼロを維持いたしました。

 続いてのゲームが「ヘリホッパー」。(写真上の右)6人で。
 羽のついた独楽みたいなやつを回すことで飛ばし、ボード中央のマスに入れることができれば、そのマスの指示に応じてスゴロクを前進させるというアクションゲーム。
 こういう手先を使った小技系は超得意ですからね、もうダントツのトップ。
 「家で練習してるでしょ。」とか言われましたが、これが初プレイですからね。

 さてさて、この後、本日のメインイベント、全体ゲームのお時間です。

 いつもながらのオモシロゲームと進行で、楽しませていただきました。
 いつもの「おてばんダービー」では、4で単独を決めてトップ確定かと思ったら、3と1も単独という珍しい結果でした。でもチームの勝利には貢献できたので満足、満足。


2007年8月18日<おてばん45(完璧な海賊)>2007.12.30
 6月、7月と連続して会社関係の行事日程と重なって不参加。なので3ヶ月ぶりのおてばんになりました。
 一発目からゲーマーズゲーム。評判も高い「ノートルダム」です。(写真左)
 5人のうち私だけ初プレイ。何をすれば一番よいのかよくわからない。ま、この種のゲームをはじめてやる時にはたいがいそうですけど。
 でもって、その印象のまま最下位で終了。
 ダメダメな結果に終わったゲームでも、これは面白いぞと思う事は少なくないですが、この時はピンとこないままでした。「おてばん」ではその後もたびたびこのゲームがたっていて、ゲーマーには人気があるようですね。2度目で面白さが判ることもあるので、再プレイ必要という気もしますが、このゲームでなくてもと思うのも事実。システム的には移動のルールがイマイチしっくりこない感じだったのですが、まあ好みの問題でしょう。

 この日二つ目は、あの「ナイアガラ」のバリアント、チャッピーさんバージョンは「ナイアガラの亡霊」と命名されています。5人。(写真右)
 追い越すのに余分な手番がかかるコマと、もっとえげつない「亡霊」コマが投入されてます。
 オリジナルのナイアガラは、十分戦略的要素とドラマ性を持ちながらも、ゲーマーがやると意外と淡々とした雰囲気で進む印象のあるゲーム。それに強いアクセントを与えて、「どっひゃぁ〜!」的場面を強制的に作り出します。
 これはこれで楽しく遊べました。
 3つ目は「キャプテン・トレジャーブーツ」(写真左)。4人。
 「おおっ、チーパスなのにカラーですね。」
 というわけで、サイコロゲーです。
 ダイス振って島に移動、その島にあるチップを取れば色に応じた能力が上がります。最初は移動力を上げて、ほかのチップも積極的に集め、戦闘力が上がれば遠慮なく他艦を攻撃、十分なチップを集めたら自分の島に戻ってチップを回収。その分の点数を獲得です。
 回収は任意なので、状況に応じて移動力のチップは残したり、近くに敵艦がいれば防衛力のチップを残すのも手です。

 意外に(といったら失礼?)楽しいです。最後までうまく立ち回れて1位。
 卓を通りかかった数人が、「へぇ、チーパスなのにカラーですか?」って同じ感想なのが笑えました。

 4つ目に「アルテミス・フォウル」というナゾゲーをはさんで、「タイムパイレーツ」(写真右)。
 いろんな時代に移動してアーティファクトを獲得。同じ種類のを一定数集めたら得点に交換。ただし、時々めくられるPOLICEタイルにより時間警察が移動してきます。その時同じ時代にいたら当然罰則をくらうというわけです。警官の移動は、タイルの1または2という数字により行き先が変わるため、どこにいれば絶対安心というわけには行きません。アーティファクト自体に「効果付き」のものがあり、これも駆使しながら、如何に有利に立ち回るかが重要。警察の捜査の手を逃れて時代を行き来きし、最大の利益を得るのは誰か?・・・っていうゲームです。

 ゲームの雰囲気は少し古い感じがしますが、面白いゲームです。
 最後は「ヴァイキング」。写真左は中盤、右は終了時の自分のボード。
 ルールはこちら参照。(手抜きですいません。現在でも市販中のゲームは今後もたびたびこんな感じで行きます。)
 この時は、とにかくうまく回りました。5×4のマスにすべてコマが埋まって、さらに余った灰色コマもトップという状態、得点ボードを一周する56点で圧勝です。うまく行き過ぎて、「もう一度やってもこれ以上の形はないだろうなぁ」って思っちゃって、もう一度やる気がおきないという・・・。勝ち逃げってやつですな。ブログの方にも書いたけど、「ゲームの回り方は判ったような気がしてるんだけど、惜しくも届かず2位」、あたりの結果の方がリプレイ意欲ってのは湧きますよね。


2007年7月14日<家族でゲーム>2007.11.13
 家族みんなでゲームというのも久しぶりかなぁ。
 
 ポケモン人生ゲーム。
 続いて我が家の定番のひとつ、ハイパーロボット。
 その後、子供たちとも遊んでみました「バルバロッサ」。

 さてなんでしょう?
 たけちゃんの作品、白の手前は紙に答えが出てますが、奥の奴は絶対当たりませんから・・・。

 黄色がお兄ちゃん、青が私、赤は嫁さんの。お兄ちゃんはさすがです、いい感じの「微妙さ」加減。


2007年7月8日<初心者ゲーム会>2007.11.10
 会社の若い人を4人招いてのゲーム会。男性二人、女性二人。
 遊んだのは、
  ことば博士
  コヨーテ
  6ニムト
  くるりんパニック
  ハイパーロボット
 そして、この日の主目的といって良い「バルバロッサ」です。
 今回集まったきっかけは、このHPのバルバロッサの記事をみんなが面白そうと感じてくれたこと。

 こんな拙いサイトでも、それなりに役にはたつものです。
 あと、写真というのは偉大ですな。     
 判り易過ぎても、判り難過ぎてもダメ、微妙な粘土細工を作ったものが有利という「けったいな」ゲーム。
 わけのわからない物体を想像力めいっぱいで類推するのが、悩ましくも楽しいんです。

 さて、今回のこれら偉大な造形物はいったい何でしょうか?
 忘れちゃった奴もあるのですが、うまいと思ったのは奥にある赤の左側。白の手前、黄色の右もなかなか面白い。
 私のは手前のピンク二つ。右のはかなり早い段階で女性に(これヒント)当てられました。左は意外に苦戦してたなぁ。
 ゲーマー的視点では、狙い目の抽象度としては青の2作がともにかなりいい線だったとおもいます。(といいながら何だったかは忘れちゃったよ)

 とにかく、楽しんでもらえたようで何より。